JahPlayerへようこそ
JahPlayerとは?
jahshakaの開発プロジェクトの関連プログラムでJahPlayerというのがありますが、ご存知でしょうか?
例えばMicrosof tOfficeというのがjahshakaだとするとExcelなどのOfficeの構成プログラムの一つがJahPlayerと考えればいいでしょうか。
JahPlayerとは世界初の、リアルタイム2D及び3Dに対応したオープンソースのメディアプレーヤーです。
JahPlayerの特徴
JahPlayerは、2Dビデオおよび3Dオブジェクトの描画補助ツールとしてOpenGL(注1)及びOpenML(注2)のライブラリを利用しています。
注1.OpenGL(おーぷんじーえる、Open Graphics Library)とは、Silicon Graphics社 (SGI) が中心となって開発した3Dグラフィックスのためのプログラムインターフェイス。
無償で公開され、幅広い処理系に対応しているため、広く一般に普及している。非常に高速に動作し、高精度な3D画像を描画できる。有償・無償の豊富な補助ライブラリがあるのも特色として挙げられる。
注2.OpenML(おーぷんえむえる、Open Source Machine Learning Library)とは
オープンソースの開発者向けライブラリー,またはツールボックス。「ベイズ理論(注3)」を使い,次に起こることを予測する。これまでに人の口の動きを読んで音声認識の精度を高めるソフトなどが開発されている。
注3.ベイズ理論とは、過去から現在までの発生頻度から将来の発生頻度を予測する考え方で、 神の存在を方程式で説明できると主張した、イギリス数学者のThomas Bayesが書き、死後の1763年に論文「偶然の理論における1問題を解くための試み(Towards Solving a Problem in the Doctrine of Chances)」として発表されました。
これ以外のJahPlayerの主な特徴は
1.開発者にとって便利なのはJahPlayer、jahshakaともに同じソースツリーからビルドすることができます。
2.JahPlayerはビデオ出力をサポートしています。
3.HD/PAL/NTSC の各種放送規格フォーマットの再生をサポート。
4.非圧縮のビデオシーケンスの再生。
5.タイムコードの記録。
JahPlayerが現状対応しているOSは、リナックス、MacOS X、Irix(siliconGraphics-SGI)、Windows、そしてSolaris(Sun Microsystems)です。但しSolarisについては開発中です。
JahPlayerの配布
JahPlayerの配布サイトJahPlayerはGNU GPLライセンスに基づいて無償で公開、開発及び配布されています。
この記事を書いている段階での最新のversionは1.9a9(2004-11-25更新版)となります。
JahPlayerを楽しんでください!